過去に21世紀枠等で甲子園に出場した学校の記録などをネットから拾ってきてまとめてみました。

参考になれば幸いです。


これから 甲子園出場に向けて 選手の練習はもちろん 父兄その他のみなさんのやるべき事はたくさんあります。

まず間違いないのは 出場経験のある済美高校等に旅程や提出書類などの「ノウハウ」を伝授してもらうのが先決でしょう。


また OB会 父兄会 同窓会 とは別に 「松山東高甲子園出場実行委員会」 を立ち上げる事が先決です。

でないと 各々のアクションで 重複作業があったり 決済事項の風通しが悪くなる 恐れがあります。


後は大きく分けて

 

1、ブランバンド応援曲 応援グッズ 用意

2、当日の応援団の甲子園に向けての諸注意

3、寄付の依頼 (趣意書)の作成 及び 振込口座の開設

4、その他

となります。


1、出場メンバーの応援歌 及び 応援グッズの作成

  応援歌は応援団や学生が楽しく素晴らしいものを製作してくれるでしょう。

  選手の特色を出した楽しい詞がいいですね

  

  応援グッズは 基本の3セットは Tシャツ キャップ メガホン  です。

  

  ※下記にも記載していますが 持込用具の制限がありますので必ず確認しましょう。


    球場内への持込み用具等について


 ブラスバンドの楽器、メガホンは認められていますが、以下のものは持込み禁止になっています。


① 鉦(かね)・笛・和太鼓などブラスバンド以外の鳴り物

② 音響装置

③ 紙テープ・紙吹雪・ゴム風船など(ゴミとなって残るもの)

④ 大きな飾り物(等身大以上のもの)・着ぐるみ・垂れ幕・ノボリ(桃太郎旗)・マスクなどの被り物(くまモンもダメでした)。

⑤ 出場選手個人名や宣伝と見なされる企業名、贈主名、商品名入り等の用具

⑥ 地元での催物・特産品などPRに関する物品

⑦ 光を反射するなど、グラウンドでのプレイに支障をきたす可能性があるもの



1 応援上の注意


 阪神甲子園球場での応援については、地方大会とは異なるルールがいくつかあります。大会本部から応援していただく皆様に周知徹底を依頼されておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。


(1)交通手段について


甲子園球場周辺には自家用車用の駐車場がありません。そのため、電車・路線バスでいらしていただくか、応援団バスを編成して、バスを浜甲子園駐車場に駐車し、徒歩で球場に向かっていただくことになります。甲子園球場周辺では、駐停車禁止となっています。なるべく電車・路線バスでいらしていただいた方が助かります。


 (2)応援団バス利用上の注意


① 駐車場は「浜甲子園駐車場」を利用しなければなりません。


 大会本部では、応援団バスの総量を兵庫県警、地元自治会等と取り決めたうえで大会を開催されておりますので、大会本部に届け出なく別の駐車場を確保して来場することは、厳禁となっています。

② 応援団バスを編成される団体は、予め○○高から大会本部に届けなければなりません(届け出のないバスは駐車できません)。○○高への届け出の締切を 月 日(金)時までとさせていただきます。


ただし、組合せ抽選が 月  日( )のため、それまでは試合期日が不明です。そのため、バスを編成する可能性がある団体の代表者の方は、必ず届け出をお願いいたします。届け出はお電話でお願いいたします。


届け出先電話番号 


  愛媛県立○○高等学校 応援団責任者 


 ③ 届け出のあったバスにのみ駐車券をお渡します。この駐車券がなければ駐車ができません(駐車券をお渡しする方法は、電話で打ち合わせいたします)。

④ 駐車場のバス利用台数は、各校50台までとなっています。東高生の応援隊バスで  台~  台を予定しています。

⑤ 浜甲子園駐車場の利用料金(清掃分担金)は、バス1台     円です。

⑥ 阪神甲子園球場周辺は、兵庫県の「ディーゼル自動車等運行規則」の適用区域になっており、排出ガス規制の不適合車による来場は厳禁です。乗り入れが判明した場合、罰則規定(20万円以下の罰金)が適用されます。応援団バスに1台でも違反車両があれば、以後○○高関係のバスによる来場が禁止されてしまいますので、充分にお気をつけください。

⑦ 駐車場到着後は、ただちにエンジンを停止してください。兵庫県は「アイドリング禁止条例」が施行されています。

⑧ 試合当日は、応援団バス責任者が到着のおよそ1時間30分前に次の地点でいったん駐車したうえで大会本部へ電話し、コースの最終確認を受けなければなりません(大会本部の電話番号は、駐車券をお渡しする団体にお知らせします)。


・名神高速     :大津サービスエリア


 ・中国自動車道   :加西サービスエリア


 ・山陽自動車道   :明石サービスエリア(第二神明道路)、


            三木小野サービスエリア


 ・舞鶴自動車道   :西紀サービスエリア


 ・西名阪自動車道  :香芝サービスエリア


 ・阪和自動車道  :岸和田サービスエリア


 ・神戸淡路鳴門自動車道:淡路サービスエリア


⑨ 浜甲子園駐車場へ駐車する際は、多方面から集結したバスが、「○○応援バス」という一団になって入場しなければなりません。

⑩ 浜甲子園駐車場への弁当業者による弁当類の持ち込みは、球場指定以外の業者の搬入は禁止されています。弁当類申込みの際はご注意ください。

⑪ 集合や点呼、誘導時の目印となる小旗やプラカードを事前にご準備ください。

⑫ 浜甲子園駐車場周辺は住宅地です。早朝からの引率者や乗務員の大声、ハンドマイクやメガホンを使っての連絡・伝達、笛によるバスの誘導などは慎んでください。

⑬ 入場券や弁当、応援用具などの配布は、必ずバスの中で行なってください。

⑭ 浜甲子園駐車場から球場までの往復道中にトイレはありません。トイレは必ず浜甲子園駐車場か球場敷地内に設置してあるものを使用するようご指導ください。

⑮ 球場へ移動する際は、横に大きく広がらず他の通行者(車・自転車・歩行者)の迷惑にならないよう特段の注意をお願いします。また、ゴミの不法投棄(ポイ捨て)は厳禁です。ゴミは持ち帰るか所定のゴミ箱にお捨てください。

⑯ 西宮市では、歩きタバコ禁止条例が施行されています。喫煙者へ徹底ください。

⑰ バスの出庫時刻は、『試合終了1時間後』となっています。その10分前には乗客全員が浜甲子園駐車場に集合するよう誘導ください。


(3)入場券の配布について


入場券や応援グッズは球場到着前までに配布してください。事故や混乱防止のため、阪神甲子園球場内や球場周辺での配布は禁止されています。ただし、関西在住の県人会やOBなど事前配布が困難であると大会本部が認めた場合に限り、特別に球場そば高架下での配布が許可されています。ただし、この配布については、予め○○高から大会本部に「特別配布申請」を文書で提出して許可を受けることになっていますので、ご協力よろしくお願いいたします。(1,2回戦は試合日の2日前、3回戦は試合前日午前10時まで、準々決勝以降は試合前日までに大会本部に提出しなければなりません。)


なお、入場券の他にメガホンなどの応援グッズも入場券とセットで配布を認める場合もあります。しかし、この件は、東高が事前に大会本部に相談をしなければなりません。


特別配布のルールは次のようになっています。


① 配布枚数は500枚を限度とし、配布の際には現金のやり取りをしないこと。


② 配布場所は原則として阪神甲子園球場そばの高架下(国道43号高架下の5号スパン)のみです。


③ 一般客と区別するため、配布予定者の名簿を受付に準備すること。


④ 配布予定数の50人につき1人の割合で整理員を置くこと。


⑤ 配布用のテーブルと椅子は大会本部から借りることができます。


⑥ 雑踏警備や安全対策上、問題があると思われる場合は入場券配布のみに限定したり、場所の変更の指示がある場合があります。係員や警備員の指示に従ってください。


⑦ 入場券が残った場合、球場周辺で一般客や他校応援団に売らないでください。所轄警察署から不正販売行為と見なされ、取締りを受けます。


⑧ 入場券の一部を他校へ譲渡又は転売し、それが明るみになった場合、関係校には以後の入場券は一切販売してくれなくなります。充分注意してください。


2 球場内での応援について


(1)球場内への持込み用具等について


 ブラスバンドの楽器、メガホンは認められていますが、以下のものは持込み禁止になっています。


① 鉦(かね)・笛・和太鼓などブラスバンド以外の鳴り物

② 音響装置

③ 紙テープ・紙吹雪・ゴム風船など(ゴミとなって残るもの)

④ 大きな飾り物(等身大以上のもの)・着ぐるみ・垂れ幕・ノボリ(桃太郎旗)・マスクなどの被り物(くまモンもダメでした)。

⑤ 出場選手個人名や宣伝と見なされる企業名、贈主名、商品名入り等の用具

⑥ 地元での催物・特産品などPRに関する物品

⑦ 光を反射するなど、グラウンドでのプレイに支障をきたす可能性があるもの


※ 応援団用に配布するものがある場合は、球場へ到着するまでにバスの中で行なってください。球場の外周並びにスタンド内でのメガホン等、応援用具の配布及び回収は人が殺到することなどにより、思わぬ事故・トラブルの元になりますので原則禁止されています。やむなく球場内で配布せざるを得ない場合は、学校から大会本部に相談することになっています。


  (2)エール交換について


試合終了後は、次試合の応援団に速やかに席をお譲りすることになっております。そのため、勝利校の校歌斉唱後のエール交換は禁止されています。


  (3)写真撮影について


① 三脚の使用は禁止されています。

② 報道のカメラマンは取材協定に従って取材をしていますので、撮影の邪魔にならないようお願いいたします。

③ 球場では営業のための撮影は禁止されています。


  (4)その他応援マナーの注意


① 座席の上に立ったり、フェンスによじ登っての応援は絶対に行なわないでください。

② ゴミは散らさずに持ち帰ってください。




2、寄付の依頼 (過去出場校 サイト等より 引用)

  

  甲子園に出場すると1試合 1200万前後かかるといわれています。 

  過去に3試合出て1億1千万かかった学校もありました。

  寄付は注意事項がいくつかあります。

 

  a,寄付の目標金額を掲げない

   過去に大きく目標金額を掲げてマスコミに叩かれた学校があります。

 

  b,窓口をひとつにしぼる。

   昨今 寄付の詐欺が横行しています。とりまとめを、申し出る人もいるかと思いますが

   丁寧にお断りして 振込先、及び管理責任者を 一つにしぼりましょう。

 

  c,大口の寄付の企業や個人向けに思い出となる 小冊子を作成する

   新聞に掲載するのも一つの手ですが、選手たちのプロフィールやコメントを記載した小冊子をつくって

   その前後に大口の寄付の企業名やお名前を記載すると 試合観戦にも役に立つし、思い出に残ります。

 

     d,寄付の使い道

   仮に1回戦で負けて 寄付が残ったとしても、帰路で遊んだり 本来の目的以外の使用は慎みましょう。

   過去にマスコミに叩かれた学校があります。 残った寄付は設備等に充当するようにしましょう。


4, その他  支出について

 

ネットの情報より 抜粋

 

大会本部は、ベンチ入り選手の交通費や宿泊費の一部を支給。しかし、ベンチ外の部員の費用に加え、

3千人を超す応援団のバスのチャーター代や弁当代、1人400円かかる入場料などは各校の負担になる。

 

センバツに21世紀枠で出場した徳島県立城南高校は、収入が6796万7894円で、支出が3819万1956円だった。

支出のうち最もカネを使ったのは、野球部関連の1754万5224円。次いで、応援団関連の1565万2064円。

残りの約500万円は、事務費となっている。さらに細かく支出を見ていくと、

野球部関連の費用には、強化費・宿泊費・輸送費・用具代がある。

「野球部関連費用については、約1000万円が用具代となります。どこの学校も、甲子園出場が決まると、ユニフォームからスパイク、アップシューズにベンチコート、さらにはバッグまで一式買い揃えるのが普通です」

 しかも、初出場校には、ボッタクリとも思えるような提案があるという。

「第79回のセンバツに、初出場したある高校は、メーカーから通常1万円程度で買えるエナメルバッグを、

5万円で売りつけられる話が持ち込まれたといいます」

「甲子園出場が決まると、翌日から各スポーツメーカーの営業担当者が学校に大挙して押し寄せるようです。

その中でも、長年付き合いがあるメーカーを選ぶことが多いのですが、『PL学園がA社を使っているから』というように、

強豪校を真似ることもあるようです」

 

 次に応援団関係の費用だ。先述の徳島県立城南高校を、再び例に取ろう。

「応援団の費用で、最も高額だったのは用具・用品代で655万1804円です。

メガホンや帽子などの応援グッズや、学校名と『第○○大会出場記念』といった文字を入れた揃いのTシャツ、上着などを作った。

その次は人とモノの輸送費。徳島は、バスで数時間の距離なので484万6455円ですが、遠くて飛行機を使う学校は何倍もかかるでしょう。

 '04 、'05年とも夏の甲子園で優勝した駒大苫小牧は、北海道からの出場ですが、経営母体の学校法人駒澤大学から借金をして飛行機を仕立て、ブラスバンド・チア・応援団を派遣しました」

 甲子園から遠い地方の出場校ほど応援団の費用はかかる。大館鳳鳴の6000万円も応援団の費用が大半だと分析している。

 応援費用には、甲子園の広いアルプススタンドを埋めるためのチケット代もかかる。

甲子園出場経験を持つ、中部地方のとある県立高校野球部の監督が語る。

「自校側のアルプススタンドが、満員か空席だらけか、この違いは勝敗を左右するぐらい大きい。応援団だけでは埋められない空席は、球場の外、阪神高速の高架下に机とのぼりを並べてチケットをタダで配り、関西の方に自分の高校を応援してもらい、埋めることもある。無論、チケット代は応援団が持ちます」

 ちなみに、この高校は3回戦まで進出し、1億1000万円超の支出だった。

 このように、選手の用具代に加え、応援団の費用、さらにチケット代、そして強化合宿も行うとなれば、強豪私立校も1試合当たり6000万円以上は使っていると考えるのが妥当だろう。かように甲子園はカネがかかるのだ。さらに、大人たちの浮かれ気分が経費を膨らませることも多い。

「県大会の優勝祝賀会にかかったカネを寄付で賄ったという話は、よく聞きます。応援団の会議と称してドンチャン騒ぎする事例も耳にしました」


付録  他校の収支報告書

 

甲子園出場に際しご寄付頂きました皆様へ
〇〇月〇〇日
 この度、〇〇高等学校の甲子園大会出場に際しましては、多くの方々に物心両面に渉るご支援を賜りまして、まことにありがとうございました。
 厳しい経済情勢の中で皆様から賜りましたご芳志につきましては、選手の滞在経費、用具代及び応援団派遣費用等に有効に活用させていただきました。
 お陰様で選手たちは夢の大舞台で強豪校相手に精いっぱい戦うことができ、また、多くの生徒達を応援団として現地に送り出すともできました。
 このほど収支決算が整いましたので、ここにご報告を申し上げます。
 皆様のご支援に熱く御礼申し上げると共に、今後とも変わらぬご支援よろしくお願いいたします。

 

 
〇〇高等学校
校長 〇〇 〇〇
 
野球部後援会
会長 〇〇 〇〇

 

 

 

 

            〇〇回全国高等学校野球選手権大会収支報告書

 

<収入の部>

項目
金額
備考
補助金収入
5,000,000
〇〇市
 〇〇教育委員会体育課、毎日新聞社
寄付金収入
35,000,000
企業、保護者、卒業生、その他
その他の収入
100
銀行利息等
合計
35,000,100
 

 

<支出の部>

項目
金額
備考
選手派遣費
5,000,000
選手交通費、宿泊費、現地雑費等
用具代等
6,000,000
ユニフォーム、バック、ボール等
応援団派遣費
9,000,000
応援団交通費、宿泊費、アルプス席入場料等
総務関係費
7,000,000
通信費、記念品代等
後援会運営助成金
3,000,000
野球部後援会運営費の助成
次期甲子園繰越金
8,000,000
次回甲子園出場に向けての積立金
合計
40,000,000
 

※平成〇〇年〇月〇〇日、監査を終えて会計業務を全て終了致しましたので、ご報告申し上げます。

 

 ご寄付を頂きました皆様に対しましては、この度の甲子園出場記念品を近日中にお届け致します。なお、ATMによりご寄付を頂きました方のうちには、ご住所等の確認が取れない方がいらっしゃいます。大変お手数お懸け致しますが、野球部後援会口座にATMからご寄付を頂きました方は、下記までご連絡いただけますよう、宜しくお願い致します。